撮影日記−新作公開−




















































NO. 23
DATE 06.15
23.キハ58・28 手ノ子俯瞰
2008.05.17 米坂線 手ノ子−羽前沼沢 PENTAX67 smcPENTAX300oF4ED RVP(+1)
  東日本最後の国鉄型キハの聖地米坂線にも、間もなく終焉の時が訪れようとしている。ハイブリッドキハの実戦
 投入時期によるが、恐らく今年度いっぱいもたないのではないかというのが大方の予想である。思い返せばここ数
 年、運用に振り回される米坂を避けて、行けばいつでも国鉄色が来る大糸にばかり没頭してしまっていた。新潟色
 ばかりの頃、非電化鉄ちゃんの先陣を切るように沿線の下見に出掛けたのに、気付くと季節ごとに通い倒す達人
 諸氏に大きく水を開けられていた。今年こそ新緑の宇津峠でXを頂戴しよう!5月第3週の週末はチバラギ氏と東
 北道を北上した。
  郡山付近では激しい雨に見舞われたものの、福島飯坂から峠を越えると、米沢盆地は眩しい朝日に照らされて




















































NO. 23
DATE 06.08
 
 いた。本日のメインA3の急行色を迎え撃つべく定番手ノ子の俯瞰へ。すると落合橋の袂には各所で見かける車が
 ズラリと縦列駐車。もしやこれは…。フォレスター号の中で仮眠中だったコサカミ氏と挨拶を交わして山に上がると
 やはり!そこでは全国津々浦々でゲバを並べた戦友(?)諸兄がにこやかに談笑していた。鉄の世界が狭いのか、
 皆考えることが同じなのか…。普段東京一帯に住んでいても都内で会わない人たちに、毎週のように人里離れた
 山中で遭遇するのはなぜなのだろう(笑)。激Xアングルはいつだって同窓会。これが鉄の面白さ、これが鉄の活力
 の源である。
  一箇所にこれだけのXハンターが集まれば、少しくらいのゲリラ雲は恐るるに足らず!とは言いつつ、時折翳る
 山腹に冷や汗を掻きながら列車の登場を待つ。8時半、築堤の奥から国鉄色編成が現れた。雲は寸前で抜けた。
 露出全開!一斉にシャッター音がこだまし、キハが走り去ると峠の山並に漢たちの雄叫びが響き渡ったのだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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