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229.DE15 雪372レ 佐久カーブ
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2012.12.29 宗谷本線 佐久−天塩中川 NikonF5 AF-SNikkor300oF2.8ED RVP100
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今年も年末は恒例の宗谷ラッセル合宿。エヌ脇隊長と共同戦線を張り、上り・下りを昼夜の別なく追い掛け回す
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楽しく辛い数日間を過ごしてきた。週間予報では、2日目の29日は冬型が緩んで晴れ間も広がるとのこと。利尻に
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期待して、所々で夜撮しながら深夜の40号を北上した。
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だが、冬の宗谷の天気は一筋縄ではゆかない。抜海は雲は薄いながらも日は差さず、利尻は雲海の中にその
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姿を隠したままであった。 やむなく接近戦中心に発数を稼ぐ作戦に変更し、勇知の跨線橋から南下を始める。勇
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知では曇天でデジ1丁流し撮り。しかし、南下沼跨線橋・幌延の防雪林…と追っ掛けるうち、次第に天気が安定し
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てきた。内陸に入って日本海から離れるからか、幌延以南は比較的晴れることが多い。 これを身内では“幌延マ
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ジック”と呼ぶ。青空が広がれば、終夜運転の眠気なんて何のその、アイスバーンを行くハンドルも軽い♪
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雄信内より先は完全にバリ晴れ。 別動隊のどすこい氏からは「山に入ります!」との入電があったが、今さら間
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に合わない我々は、徹底的に接近戦にこだわることにした。歌内カーブでXを極めた後は佐久−天塩中川のカー
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ブへ。F5&サンニッパとD800&サンヨンの2台体制で構えると、間もなく濛々と雪煙を巻き上げるDE15がファイン
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ダーに飛び込んできた。上2灯が消えているのが玉に疵だが、この雪煙なら目をつぶって合格にしよう!
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さて、2発晴れカットをモノにしたはいいが、我々はここで調子に乗り過ぎた。喜びのあまり記撮に夢中になって、
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次の撮影のことをすっかり失念していたのである。この晴れなら紋穂内の俯瞰に行きたい!が、時すでに遅し。全
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く除雪の入っていない林道は徒歩2時間の道程。入り口で、ただただ恨めしく青い空を見上げるしかなかった…。
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