撮影日記−新作公開−




















































NO. 222
DATE 12.15
222.485系「リバイバル485系」 霧島神宮の築堤
2012.10.14 日豊本線 霧島神宮−国分 NikoD800 AF-SNikkor70-200oF2.8EDVRU ISO200
  貨物を頂戴した後は、「リバイバル485系」を仕留めに10号線をさらに南下する。今回の区間なら、かつて「彗星」
 の撮影地として名を馳せた日向路の名所が“X”なはず。さて、目指すは高鍋のコンクリ橋か、はたまた佐土原の
 鉄橋か。悩んだ末に佐土原までやってきた。それにしても不思議なのは、沿線に鉄が全くいないこと。パニックを警
 戒して道中の渋滞にやきもきしていた自分がアホらしくなる。結局来たのはもう1人だけ。地元鉄と思しきその方に
 聞いてみると、九州の面々は美祢線の大サロに出撃中とのことだった。なるほど!私としてはたった4連でパッとし
 たアングルもない大サロよりアングル豊富な485を選んだのだが、ネタの優先度は人によりけり…のようである。
  ここで件の地元鉄氏がもう一言。「今日はマークがね、お・た・の・し・み♪」…あ゛JR九州のチラシを見て、何の疑
 いもなく絵入りマークと思い込んでいたが、そんな確証はどこにもないのである。俄かに不安になり始めたが、もう
 遅い。間もなく鉄橋に3灯ライトが現れた。マークは「にちりん」的(笑)絵幕!一瞬翳った日差しもすぐに回復し、露
 出は全開に!ところが、よく見ると持病のタイフォン開きっ放し病が発症しているではないか。う〜ん、撃沈(泣)。
  悔しいながらも、コマ単価低減のため追っ掛け開始。 次のポイントは霧島神宮である。バックの高千穂岳は辛う
 じて山頂を見せていた。でもどうせ鼻開きだろう、バケはいいか!と半分投げやりにデジ1丁のみ据える。なのにあ
 ら不思議!ファインダーにはタイフォンを閉じた端正な485系が姿を現したのだった。あ〜ぁ、何やってんだか…。
  そして翌日は予報が完全に外れてどん曇り。貨物のロケハンだけして引き上げることになった。一方、雨予報だ
 ったはずの東北は、一転奇跡の晴れで「出羽」が逆転Xだったという。あ〜ぁ、本当に、何やってんだかねぇ…。





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