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の木々の茂りぶりに、立ち位置はほぼ線路の真上のみ。バケペンは諦めて35判500oの顔面撃ちに切り替えた。
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だが、何せ通過時間は10時過ぎ、光線はガチガチで肝心の急行幕にはまるで陽が当らなかった。
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返しと2本目の行きはトップライトの時間なので、木陰に車を停め、昼寝でもしながら適当にやり過ごす。さぁ、次
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はいよいよ本命の3号。5月に来たときに目を付けていた信濃追分のカーブに 500oを据える。ついでにサンニッ
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パ×1.7テレコンでデジもセット。多少傾いてきたとはいえ、切り通しのカーブには鋭い日差しがじりじりと射し込む。
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16時ちょっと前、カーブの奥に湘南色の姿がチラリ。聞きなれたモーター音を響かせて、ファインダーに看付き急行
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幕の雄姿が飛び込んできた。AIサーボを効かせて全力で連写!東海道本線の竹倉カーブを思わせる線形に、台
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形マークを掲げた急行形がピタリと収まった。カッコイイ!でも、後から見返すと 「リバイバル」、この5文字だけは
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余計だった…。
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帰路は久しぶりにめがね橋でも見て行こうと旧18号で碓氷峠を下った。廃線跡の一部が遊歩道に整備された他
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は、ヘアピンカーブの先に突如現れるレンガ造りのアーチ橋も、深緑の湖面が山間に静かに広がる碓氷湖も、十
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数年前とほとんど変わっていなかった。あぁ、あのときここで俯瞰場所に連行されてなかったら… 私も今頃は妻子
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ある幸せな身になっていたかもしれない(笑)。
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