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203．ＥＦ81「あけぼの」 西目展望台俯瞰
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2012.05.20 羽越本線 西目－出戸(信) PENTAX６７ smcPENTAX165㎜F2.8 RVP50(+1)
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津久田の鉄橋俯瞰の翌朝、現地で合流したチバラギ氏と西目の展望台に立った。前日は夕方越後岩塚で「くび
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き野４号」を押さえてから、北陸道～日本海東北道～７号線とつないで道の駅鳥海で仮眠。 未明に鳥海山のシル
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エットにワクワクしながらラストスパートをかけ、日の出とともにこの場所に到着したのだった。
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過去何度もチャレンジしながらことごとく返り討ちに遭っていた因縁の撮影地。思い出すだけでも、３年前は単独
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出撃で曇天にやられ敗北、２年前はチバラギ氏と挑んだものの薄雲被りに惜敗した。そして昨年は星降る夜空に
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期待したものの、海霧の襲撃で勝負にもならなかった。 列車に陽が当たるのは５月中旬から７月中旬までの僅か
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２ヶ月。今年もこの難敵に立ち向かう季節がやってきた。
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展望台から荘厳な日の出を拝んで機材をセット。２台のペンタに165㎜ と90㎜を付けた。と、線路際に１台の車と
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蠢く人影。ナヌッ！まだ列車通過まで小１時間ある。車を駆りダッシュで交渉に出向く。ご当人は俯瞰に同行すると
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のことであっさり一件落着。ところが、ファインダーを覗くといまだ黒い軽が停めっ放しである。別人か！再度ダッシ
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ュして車の主を探す。「撮影ですかぁ？」声を掛けると、藪の向こうから「山菜だよ山菜ぃ」という返事。じゃあ仕方な
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い。戻った頃にアングルに陽が射し込んだ。幸い車は山影の中。間もなく、遠方から２灯のライトが近付いてきた。
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