撮影日記−新作公開−




















































NO. 196
DATE 06.02
196.183系「こうのとり6号」 川代渓谷俯瞰
2012.04.28 福知山線 下滝−丹波大山 PENTAX67 smcPENTAX400oF4ED RVP50(+1)
  今年のG.W.最大の目玉が、3月改正で廃止されたばかりの「日本海」の臨時運行であったことは誰しも異論がな
 いだろう。仲間内でも羽越・奥羽方面への出撃を表明する声が多数。定番コサカミでやるか、強気に府屋−勝木ま
 で勝負に出るか…そんな計算が飛び交っていた。が、私は敢えて西を攻めることにした。確かに東北ブルトレも捨
 て難くはあったが、何せ季節は4月末、景色は全て冬枯れである。 せっかく西日本は新緑だというのに、それを無
 視するのは勿体ない。それに、北に行ってしまうと、芦野公園の桜が蕾である以上昼からは完全に手持ちぶさた。
 それに対して西日本なら福知山に転戦して6連増結の「こうのとり」で遊べるというわけだ。さぁ行くぜ!3週連続土
 曜出勤で溜まった鬱憤を晴らすように、進路を西に向けた。




















































NO. 196
DATE 06.02
 
  しかし、連休前夜の首都高を舐めてはいけない。箱崎の混雑を交わすべく浦安から湾岸に乗ったまではいいが、
 用賀料金所付近で事故が発生し、葛西から東名まで100分との表示が出ていた。バカ正直に突っ込むのも時間の
 ムダ。「急がば回れ」である。神奈川勤務時代に何回か通った湾岸〜保土ヶ谷バイパス経由で横浜町田に抜けて
 東名へ。あとはそのまま一晩走り続けるだけである。
  だが、淡々とアクセルを踏み続けるうち新たなアイデアが浮かんできた。この時間なら朝一から福知山線に乗り
 込み、川代渓谷で「こうのとり」もいいのでは? 昨年霧にやられた因縁もある。撮影効率もいい。すでに定期時代
 にそれなりに撮った「日本海」を、わざわざトワガマのリスクを冒してまで撮り直さなくてもいい気がしてきた。よし、
 ならば行き先は丹波大山!伊勢湾岸〜新名神経由で関西入りし、夜明けとともに篠山口のICを降りた。
  インター出口で偶然関西-D.W先輩と並走(笑)。霧一つないスカッ晴れの渓谷沿いに意気揚々と参上し、俯瞰ポ
 イントにペンタ400をセットする。去年の381フィーバーの時は全く極めさせてもらえず臍を噛んだが、あれから1年
 今度は日根野の381系が福知山に転属して183系を駆逐するという。どっちが貴重なのやらもはやよくわからない
 が、新緑には国鉄色がよく映えることだけは間違いない。「こうのとり6号」、X!
  その後某掲示板を確認すると、敦賀以南の「日本海」にはトワガマが入ったとのこと。危なかった…(汗)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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