撮影日記－新作公開－

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NO.　１９５
DATE　０５．２６
195．秩父鉄道1000系オレンジ　上長瀞桜並木
2012.04.15　秩父鉄道　上長瀞－長瀞　NikonＦ５　AF-INikkor500㎜F4ED　RVP100
　　予報では強気なことを言う割に、この日の空模様は怪しかった。が、２週連続休日出勤の後の貴重な休み、家で
　ゴロゴロするのも勿体ない。近場なら空振りしても痛くはないかと秩父鉄道に足を運ぶことにした。房総半島から１
　週間、桜前線は程よく北関東の山奥に到達しているはずである。
　　今日のターゲットは、貨物ももちろんだが、やはり国電カラーの元101系。噂では東急からのステンレス電車の移
　籍により１本また１本と戦線を離脱し、来春は動いている姿を目にできるかどうかも微妙なのだとか。満開の桜との
　組み合わせも、もしかしたらこれがラストチャンスかも！？というわけで、上長瀞の桜並木を目指した。
　　現地は予想通りジャスト満開のタイミング。お陰で道路も激混みしており、いつもなら30分程度の花園 ＩＣ～上長


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NO.　１９５
DATE　０５．２６
　
　瀞までにバイパスを経由しても小１時間掛かってしまった。ホント、老若男女、桜が好きですなぁ(苦笑)。そして、や
　はりというか何というか、ベストな立ち位置には見知った顔がズラリ。皆さん考えることは一緒ですなぁ(笑)。薄雲が
　かかっているとはいえ次第に光線が強くなってきたので、私もプロ４に500㎜で本気のセッティング。しかし、次から
　次にやって来るのは元東急の8090系ばかりで、101系はおろか貨物１本やって来ない。隣のboss氏曰く、貨物は木
　曜辺りから約１ヵ月の長期運休とのこと。いやはや、どうにも撮影効率の悪いことである…。
　　間もなく鳴り出した踏切に後ろを振り返ると、上長瀞の駅に入線してきたのはオレンジ編成！後追いにはなるが
　やるっきゃない。露出は全開､ピントは動態予測でアングルだけは厳密に決める。懐かしいモーター音を響かせて
　国電が目の前を過ぎてゆく。やがてファインダーに捉えたバーミリオンの顔面に照準を定め、レリーズを押し込ん
　だ。数日後、上がって来たスリーブには、数十年前の青梅線辺りを彷彿とさせる春の情景が描き出されていた。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　




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