撮影日記−新作公開−




















































NO. 183
DATE 02.27
183.秩父鉄道1000系旧秩父色 波久礼カーブ
2012.01.29 秩父鉄道 波久礼−樋口 NikoF5 AF-SNikkor300oF2.8ED RVP100
  成人の日連休の宗谷ラッセルツアーの後は、しばらく仕事やプライベートが忙しくて出撃は見合わせざるを得な
 かった。仕事とは、言うまでもなく1月半ばのセンター試験。心優しい教員の私 (去年もそんなこと言ってたなぁ…)
 は今年も愛する生徒たちのために受験会場に応援に出掛けた。プライベートとは、「か」の付く3文字のモノが増え
 たことで決断した引越しである。といっても「家族」や「家内」ではなく「カメラ」なのが悲しい。そんなこんなで気がつ
 けば1月も末。翌週は土日とも出勤のため、このままでは著しい鉄分不足になってしまう。とりあえず秩父でも行っ
 てみるか!何せ片道 150q強。二度寝をかまして天気予報を吟味してからでも軽いノリで出掛けることができる。
 のんびり車に機材を詰め込んで、外環経由で関越道に乗った。
  秩父鉄道の魅力は、今なお1日何往復も走っている石灰輸送の貨物もさることながら、昨今注目を浴びているの
 が1000系電車。そう、言わずと知れた新性能国電の草分け、元国鉄 101系である。私が高校生の頃、京葉・武蔵
 野線で腐るほど走っている103系と毎年最下位争いをしていた暗黒時代の阪神やロッテを見て、103系が全廃され
 るのが先か、ロッテ×阪神の日本シリーズが見られるのが先か、それとも地球が滅びるのが先か…などと言われ
 たものだったが、2005年の日本シリーズ実現に続き 103系も風前の灯となっている21世紀の今日、埼玉の山奥に
 未だその先輩にあたる101系が生きていることは、まさに奇跡としか言いようがない。ただ、どの運用に入るかはそ
 の日の運と日頃の行い次第。波久礼のカーブで当てもなく待っていると、背後から旧秩父色の編成が現れた。後
 追いだけど、言わなきゃわかんないかぁ〜(笑)。





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