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180.DE15 雪372レ 抜海丘陵地帯
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2011.12.31 宗谷本線 抜海−南稚内 PENTAX67 smcPENTAX300oF4ED RVP50(+1)
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眠い目をこすりながら抜海の丘に上がると、間もなく稜線の切れ間から低い朝日が差し込んできた。あと10分程
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で上りラッセルがやって来る。定番の利尻バックはまだ影の中。息を切らせて足場を固め、斜光に照らされた奥の
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カーブを切り取ろうとペンタ300をセットした。
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この年末は、宗谷ラッセルフリークのエヌ脇隊長と最果てツアーに出た。これまで各アングルで激戦を制してきた
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隊長の今回のテーマは、ズバリ“夜戦”。銀塩一筋からついに禁断のデジへの扉を開け、意気揚々と漆黒の世界へ
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乗り込まん!と気合は十分だった。しかし、かといって日中を寝て過ごすわけではない。結局、DE15を文字通り追
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い掛けるように、夜間北上/日中南下の往復400qラリーを毎日繰り返すことになったのだった(汗)。
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初日はいきなり音威子府駅で寝過ごしてラッセルを撮り逃すという大失態(汗)。2日目は爆弾低気圧の直撃を食
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らい、未明の開源PAで追走を諦めた。大晦日は夜半から天気上々。午前1時の音威子府から始まって星空瞬くブ
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ラックアイスバーンを走り抜け、夜明け前の南稚内へ。日本最北マックでコーヒーをすすってから、僅かの仮眠だけ
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とってここに来た。だが、気の抜けたような電子フォーンが一発、軽やかな音を響かせて転がって来たのは回雪状
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態のDE15。普通に撮ったらまるで話にならないが、後追いのお陰でどうにかギラギラの絵にすることができた。
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