撮影日記−新作公開−




















































NO. 178
DATE 01.20
178.キハ30 第一天津街道踏切
2011.12.10 久留里線 上総松丘−平山 NikonF5 AF-INikkor500oF4ED RVP100
  関西-D.W先輩の翌週は、コサカミ氏が関西から仕事で東京にやって来た。出張ついでに鉄をするというので、2
 週連続で房総キハツアーのナビゲート。とりあえずいすみのキハ52の1往復目に合わせて久我原付近で合流と決
 めて、私は行き掛けに久留里に立ち寄ることにした。
  狙いは平山の駅先端。どうせ今日も朝一の下り方先頭のみキハ30なので、撮り方はタテ顔面かモチーフ絡みし
 かない。以前から平山は木更津方のホーム端から長玉で顔面を撃てそうな気はしていた。ただし、線路が真南か
 らやや西に振っているため、一番日が低い時期でないと順光になるのは難しい。今日なら行けるか?期待を持ち
 つつ500oをセットした。




















































NO. 178
DATE 01.20
 
  だが、世の中そんなに甘くなかった。本番と久留里で交換する上りの時間になっても、線路は全て影の中。仕方
 ない、撤収!急いで代替案を探さないとタイムアップしてしまう。とりあえず日が当っている所はないか?上総亀山
 方面に向かって車で流すと、上総松丘の手前で眩しい朝日が差し込んでいる区間を発見。前からここを通る度に
 撮れそうだと踏んでいたストレートであった。
  線路がカーブに差し掛かる辺りに第一天津街道踏切がある。プロ4を立てて構えるは、バズーカ砲500o。そうい
 えばこのポイント、ネットでちょくちょく見掛ける場所だが、どれもこれも撮り方がアマい! バックに国道が並走する
 のに中望遠の横がちアングルはあり得ないだろう。ここは日の出直後のエロ光線に照らされた食パン顔を真正面
 からブチ抜くのが王道である。露出よし、水平よし、動態予測よし!構え終わるとすぐに踏切が鳴る。間もなく、霜
 で銀色に染まった鉄路の上に、オレンジの朝日を浴びたツートンが現れた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





撮影日記トップへ