撮影日記−新作公開−




















































NO. 170
DATE 11.21
170.C11 171「SLニセコ号」 ワイス温泉踏切
2011.10.08 函館本線 小沢−倶知安 NikonF5 AF-SNikkor300oF2.8ED×1.4 RVP100F
  道南ツアーでは、朝のブルトレ祭りが終わると、夕方の上り「トワイ」まで日中が丸々暇になる。何かないかと持参
 の●ヤ情を繰ると、函館山線のSLが目に止まった。これにするか。長万部で撮影していたどすこい氏も同じ行程を
 とるらしい。まぁ、腐っても客レ、しかも旧客である。返しの蘭越−倶知安間はDEが先頭になるし、誰が考えても昼
 間のターゲットはコイツしかないだろう。
  というわけで、連隊を組んで豊浦から羊蹄山麓を抜けて倶知安へ。できることなら稲穂峠まで攻めたかったが時
 間的に無理と判断し、「C62ニセコ」時代からの倶知安峠の名所、ワイス温泉踏切で手を打つことにした。途中、胆
 振付近は雲が多くて冷や冷やしたものの、山線沿線は雲が抜けていた。よし、行ける!倶知安市街から最後の峠




















































NO. 170
DATE 11.21
 
 のワインディングを攻めて、列車通過の約30分前に現地に滑り込んだ。
  踏切脇にはすでに三脚の列。だが、アイレベルのみで、いわゆるS爺激パを予想していただけにこれは少々拍
 子抜けであった。しかも周囲は普段目にしないような客層ばかり。やたら独り言が多く、口を開けば現役蒸機の思
 い出話か年金の話題…のようなご高齢な方々が集結しておられる。 そうか、これがSL撮影ってやつかぁ(笑)!
  そんな前列の後からハイアングルで構え、サンニッパ×1.4でS字をブチ抜く。間もなく遠方から汽笛が聞こえてき
 た。俗っぽいカンは好みではないが、蒸機はこの“音”が堪らない。徐々にブラスト音が大きくなり、カーブの先から
 音の主が現れた。あれ?ライトが1個?てっきり2つ目の207号機が来るとばかり思っていたのに、ファインダーに
 像を結んだのはノーマル仕様の171号機。そういえば10年ほど前、常紋詣での行き掛けの駄賃で銀山に行った時
 も、2つ目が不調でピンチヒッターの171が来たことがあったっけ。 変形機好きとしては207を1カット極めてみたい
 のだが、ま、コイツもカッコよく撮れたからよしとしよう!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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