撮影日記−新作公開−




















































NO. 17
DATE 03.29
17.長野電鉄2000系 上条発車
2008.03.08 長野電鉄長野線 上条−夜間瀬 NikonF5 AFNikkor20-35oF2.8 RVP100
  3月に入ると冬型が徐々に緩み始める。この日は日本海側で晴れ予報が出た。久しぶりに我がホームグラウン
 ド大糸線でも行ってみるか!昨年の11月以来、3ヶ月半ぶりに小谷へとハンドルを向けた。しかし、よくあることだ
 が一夜明けると予報は大ハズレ。北小谷も、県境を越えた平岩や小滝も全部どん曇り。何だかなぁ…。昼間から
 道の駅で風呂に入って独り反省会。予報を鵜呑みにしすぎた自分に“喝!”である。このまま粘っても晴れる気配
 はないため、被害が大きくなる前にとっとと撤収。15時前には白馬からオリンピック道路に入った。
  ところが!長野市内に入ると、先程までの曇天が嘘のような激バリ晴れ!! 更埴ICから高速に乗る予定を急遽変
 更し、長野ICから信州中野に抜けて長電を狙いに行くことにした。
  夕方の上条駅付近は日没寸前まで夕日が当たり、かなりエロい光線で撮影できるポイントである。折りしも16時
 台後半のB特急は2000系の運用。今日はマルーンだろうか、それともりんご色だろうか…。ドキドキしながら待つこ
 としばし、踏切の鐘の音とともに果樹畑から姿を表したのは、クリームに赤のりんご色編成だった。まずはバケペン
 でX!こうなると返しもぜひ押さえたい。西の空を見上げると、何とかもう暫くは日は持ちそうだ。逆アングルから広
 角ズームで構えて待つ。道床の雪も茜に染まった17時過ぎ、“りんご特急”はゆっくりと加速しながらファインダーに
 飛び込んできた。20oの画角で一発勝負!夕日に照らされたツートンカラーは実に渋かった…。次回はりんごの
 木々に白く可憐な花の咲く5月の連休にでも再訪したいと思う。
 





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