撮影日記−新作公開−




















































NO. 137
DATE 02.26
137.EF64 1000「あけぼの」 神保原
2011.01.23 高崎線 神保原−新町 NikonF5 AF-SNikkor300oF2.8ED RVP100
  初詣臨がすっかり低調な昨今の関東で新たな冬の風物詩となっているのが遅延ブルトレである。近年風速基準
 値が引き下げられたことから、昔に比べて列車がよく遅れ、よくウヤる。「あけぼの」「能登」「日本海」「トワイ」の日
 本海縦貫4兄弟などは、ちょっと強い寒気が来るとウヤ・ウヤ・遅れ・ウヤ…といった調子である。こうまでされると、
 羹に懲りて鱠を吹いてんじゃないかとも思ってしまうが、与えられた現実の中で戦うのが撮り鉄の使命。状況を逆
 手にとって、冬場は定時では撮れない高崎線北部の「あけぼの」「能登」を虎視眈眈と狙っているわけである。
  この日は天気予報に誘われてしなの鉄道に169系を撮りに行く予定だった。前夜出発で下り「あけぼの」を水上で
 押さえ、仮眠してから上信越道で佐久に回るという行程。だが、オシゴト多忙シーズンの単騎夜行は辛い。水上手前
 の赤城SAでしばし弱るはずがいつしか熟睡、下り「あけぼの」は夢と消えてしまったのだった(泣)。未明にメールの
 着信で目が覚める。Yahoo 運行情報によると今朝の上り「あけぼの」はずいぶん遅れているらしい。これはひょっと
 してチャンス到来か?問題は遅れ幅である。30分やそこらの遅延では日が昇らない。新前橋に立ち寄って駅員氏
 に聞くと、列車の現在地すらわからないとのことだった。何じゃそりゃ(笑)。ま、前向きに解釈すれば、まだ高崎支社
 管内に入っていないということか。これならイケる!しな鉄はまたの機会に回して、一路神保原を目指した。
  現地で知り合いに遭遇すると状況が分かって来た。「あけぼの」は8時に宮内を出たという。となると、ここに来る
 のは11時前か。いい時間である。デジで単機のEF66を撮ってパンタ位置を確認し準備は万端。さぁ来い。トラスの
 奥に輝く2灯のライトに緊張が高まる…が、次の瞬間、ファインダーに現れたカマを見て絶句した。パイ投げかっ!





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