撮影日記−新作公開−




















































NO. 116
DATE 09.21
116.485系「北越8号」 鯨波Sカーブ
2010.08.27 信越本線 鯨波−青海川 NikonF5 AF-INikkor500oF4ED RVP100
  全体にパッとしなかったこの夏だが、最後の最後にビッグなネタが一つあった。北陸地区の大家眼氏からお誘い
 いただいた、神岡濃硫酸倶楽部プロデュース「地鉄凸走行会」!富山地鉄の凸型電機がホキ2両を牽いて地鉄各
 線を終日走り回るフォトランである。実施日は8月28日、前日にもホキの回送で凸デキが稲荷町−上市を1往復す
 るという。幸い夏期講習は26日で終講。その晩からさっそく富山に向けてハンドルを握った。
  お目当てのデキ回送は午前中いっぱいでおしまい。日中は本番に備えてロケハンに充て、夕方には北陸道を東
 上して鯨波に転戦する。ターゲットは、3月から「能登」臨時化に伴い金・土曜に国鉄色が登板するようになった「北
 越8号」。これまでなかなか出撃の機会がなかったが、放っておくとコイツも来年はどうなっているかわからない。日
 没が早くなってから「次の改正で…」なんて言われたら後の祭り。日の長い時期の被写体は撮れるときに撮ってお
 け!が基本である。
  以前他の掲示板で見たS字ブチ抜きを参考に、F5+ゴーヨン、D700+サンニッパ&テレコンの2台をセット。ひ
 たすら“銀塩主義”を貫いてきた私だが、最近になって将来デジタルデータがなくて後悔することも出てくるかも…と
 思い直し、余裕があるときにはデジも構えるようになってきた。今さらではあるが、その場で結果が確認できるのは
 ありがたい。前走りの普電で編成長の予測を立ててアングルを微調整し、準備は完了。16時40分、伝統の特急色
 を纏った1058Mがトンネルから飛び出してきた。動態予測とモードラのコンビネーションで滅多切り。Xやぁ!
  「北越8号」は一応メインのアングルを卒業。これから日中でも日が低くなる季節、次の狙いは「北越3号」かな。





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