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115.善導寺駅舎とキハ58・65「九州鉄道記念館7周年号」 善導寺駅
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2010.08.22 久大本線 善導寺駅 NikonD700 AF-SNikkor28-70oF2.8 ISO200
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今年の夏も鉄的収穫は少なかった。温暖化の影響か晴れが続かず、結局2年連続で恒例の夏の長期ツアーは
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企画倒れ。せっかく我がジムニー号は先代ゴン太と違ってフルフラットになるのに、実に勿体ないことである。8月
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も後半になってようやく出掛けた唯一の遠征が、キハ58・65の「九州鉄道記念館7周年号」だった。連絡を取ると、
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関西D.W.先輩が出撃されるとのこと。当日朝一の福岡便で飛び、空港で合流させていただく運びとなった。
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2月に復活してからというもの、気にはなりつつも拝んですらいなかったリバイバル58・65。運転の度に写欲も失
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せる変テコなマークが付くのが玉に疵だったが、今回は真横から狙える大行司のコンクリ橋俯瞰が順光のスジで
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ある!毎度トップライトで撮れなかったこのアングルで極められるなら、と期待を胸に福岡へワープした。
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一発目はとりあえず冷水峠。定番は光線的にダメで、原田寄りの踏切から看板覚悟のタテ顔面勝負。日は高い
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が順光で急行色が極まる…はずだったのに、直前ゲリラ曇りであえなく撃沈。ミソの着き始めはここからだった。久
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大沿いまでショートカットするも、山沿いになるにつれて空模様が怪しくなる。日田以西ではこれといったポイントも
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なく、D.W.先輩が蒐集している“木造駅舎と国鉄色”シリーズにお付き合いして善導寺駅へ。 コントラストが高くな
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り過ぎないよう珍しくマンダラ雲を召還するが、普段バリ晴れ男 (?) の私では無理だったようで通過時は真昼間の
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太陽がピッカリ。そのくせハイライトの大行司俯瞰は、全身汗だくになりながら立ち位置まで這い上がったのに、直
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前に曇るどころか雨まで降り出す始末(泣)。雨の中シャッターを切るのなんて何年ぶりだろう。谷間にはキハのタイ
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フォンが響き、山中には我々の断末魔の叫びが轟いた。
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