撮影日記−新作公開−




















































NO. 111
DATE 08.09
111.EF81「あけぼの」 白沢カーブ
2010.06.26 奥羽本線 白沢駅 NikonF5 AF-SNikkor300oF2.8ED RVP100
  またも「はまなす」に敗れたため、大館以北でブルトレ2本を迎え撃つ。しかしこの近辺、毎度のように海峡線から
 流れてくるためいい加減食傷気味というのも偽らざる心境である。とりあえず、「日本海」は前回と同じ碇ヶ関のリン
 ゴ畑で正面がちの立ち位置から撮影。さて、次の「あけぼの」をどうしようか。白沢−陣場のコンクリ橋はもう何度も
 押さえたし、大仏公園の俯瞰も一度撮った。岩木山がクッキリ出てはいないから北常盤付近の山バックもダメ、大
 釈迦はこの時期日が高いからなぁ…。で、思いついたのが白沢の駅先端だった。
  ここは意外と知られていない(といっても最近は虎の巻『お立ち台通信』があるからすぐバレるけれど)が、ホーム
 端からサンニッパでブチ抜くと、トンネルを出てカーブしながら構内に入って来るところがピッタリ収まるXポイント。
 しかも大館以北では珍しく完全に東を向くため、「あけぼの」の時間でもド順光でマークに光が当たる。「日本海」は
 2年前に頂戴したが、そういえば「あけぼの」はまだ未履修だった。予想通り、混雑していたシラジンのお立ち台とは
 打って変わって鉄は少ない。私の他には1人だけ。砂利敷きのホームの先から300oで、画面右端でポールをカッ
 ト、上端でビームをカット、左端にトンネル出口をチラリと入れて準備は万端である。定時、ファインダーに飛び込ん
 できた深紅のパイチをモードラ全開で迎撃した。
  そうそう、今さらの話だが、12月の東北新幹線青森延伸でいよいよ危急存亡!と騒がれていた「あけぼの」は改
 正後も無事存続とのこと。いやいや一安心。何てったって西目俯瞰をはじめまだまだ課題が盛りだくさん。もう1シ
 ーズン越してくれなきゃ困りますがな。併せて「日本海」の存続もぜひ期待したいところである。





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