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110．ＥＤ79重連貨物 中小国ストレート
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2010.06.26 津軽海峡線 中小国－新中小国(信) PENTAX６７ smcPENTAX400㎜F4ED RVP50(+1)
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梅雨の最中の週末、土曜の津軽に晴れマークが出た。北東北に高気圧が張り出し、蓬田村のピンポイント予報
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では一晩中西の風。これは行けるかも！幸い今日は早めに職場を出られそうだ。６月の遅い夕闇が迫る頃、「は
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まなす」大学後期試験を目指し、私は中小国に向けてひたすら愛車ジムニーにムチを入れていた。
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しかし海峡線は遠い！18時には家を出たというのに、青森ＩＣを降りる頃には東の空が朝焼けに染まっていた。
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陸奥湾から昇る朝日を横目に国道280号を快走する。予報通り､今朝は珍しく霧が出ていない。やや薄雲は張って
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いるが、大いに期待が持てそうだ。偏差値80突破の夢に武者震いしながら定番中小国のストレートに到着すると、
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さすが昨今注目の客車急行、すでに現地には所狭しと三脚が並べられていた。
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砂利道から中望遠で構える人垣を他所に、私は近目からペンタ400でセッティング。ピントよし、水平よし。後は薄
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雲が抜けるのを待つばかり。だが、太陽周辺の筋斗雲はなかなか立ち去る気配を見せない。ヤバイ、露出が上が
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らねぇ…。断腸の思いでＦ５をデジに変更。結局、深紅のナック＆14系は、残念ながら撮像素子にしか残せなかっ
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た。そして、その後はお約束通り。通過直後に雲が消え、周囲が低く鋭い朝日に染められる。クソ～！前回がセン
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ター足切りなら今回は２次で不合格みたいなものである。続行のＥＤ79重連貨物だけが、とにかくカッコよかった。
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