撮影日記−新作公開−




















































NO. 108
DATE 07.14
108.EF81「日本海」 湯尾インカーブ
2010.06.12 北陸本線 湯尾−南条 NikonF5 AFNikkor80-200oF2.8 RVP100
  前回の「はまなす」ツアーの翌週も北東北に食指が動いた。 今度は秋田の583が青森発着の団臨に入り、土曜
 朝に「あけぼの」の前走りで奥羽本線を下る。下り「日本海」はローピン釜で下っているとの情報も入手済み。だが
 気になるターゲットがもう一つあった。北陸本線は湯尾−南条のインカーブ。6月上旬のこの時期は、線路脇の麦
 畑が刈り入れ寸前の美しい黄金色に染まる。これと「日本海」の組み合わせも、もしかしたら今年がラストチャンス
 になるかも知れない。天気サイトを巡回したり、鉄仲間から情報を収集したりしながら両者を秤に掛けて悩むこと数
 時間、気付けば奥羽に向かうには時間的に厳しくなっていた。必然的に行き先は北陸へ。市川ICから首都高を経
 由し、東名を一路西へ下った。
  北陸の雄K-net氏によると、明朝の4002レは敦賀以北・以南ともローピンとのこと。トワガマ撃沈報告ばかり耳に
 していた昨今では珍しい原色リレーである。ということは、敦賀の20分停で抜いて、新疋田でもう1発撮影が可能。
 それに貨物や419系も視野に入れれば、それなりの効率で遊ぶことができそうだ。よしよし、ウフフ…。
  しかし、仕事上がりの深夜出発は辛い。家を出てから1時間足らずの海老名SAで早くも仮眠。その後も由比・小
 牧で一旦停を入れ、南条ICを出たのは7時過ぎだった。アングル着は通過の僅か20分前。編成長を計算してペン
 タ165oとF5ズームの2台をセットすると、間もなく定時である。周囲はまさに絵に描いたような麦秋の光景。さぁ来
 い!背後で踏切が鳴り、カーブを切ってローズピンクのパイチが現れた。
           ※今回は梅雨入りのため67のポジが未だ現像できておらず、35o判での公開となりました。あしからずご了承下さい(汗)。





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