撮影日記−新作公開−




















































NO. 107
DATE 07.05
107.EF81「日本海」 碇ヶ関リンゴ畑
2010.06.06 奥羽本線 碇ヶ関−長峰 PENTAX67 smcPENTAX165oF2.8 RVP50(+1)
  今年の朝練テーマは東日本最難関との呼び声高い海峡線の急行「はまなす」にした。青森にほど近い油川近辺
 ならGWからお盆までゆったり撮れるが、蟹田以北はまさに梅雨時のみの期間限定。毎日通えるならいざ知らず、
 週末のみの遠征で、津軽海峡からモクモク湧き上がる霧と戦いながら早朝5時の勝負をモノにするのは、そりゃあ
 難しい。偏差値80のはまなす大学は東大合格より狭き門?なのである(笑)。かくいう私は2007年からチャレンジし
 始めて3浪中。合格への道のりは、遠いなぁ…。
  今回は土曜の夕方早くに出発してひたすら東北道を全線走破。関西から1日かけて北上してきたD.W先輩&コ
 サカミ氏のチームと午前2時の蟹田駅前で合流した。天気予報は晴れの一点張り。予想天気図では高の一文字




















































NO. 107
DATE 07.05
 
 が北東北に鎮座し、風向きはずっと西の風。勝利の条件は全て揃っている。期待を胸に寝袋に包まった。
  ところがっ!午前4時に起き出してみると、そこは一面乳白色の霧の中…。とりあえずアングルに行ってみように
 も、10メートル先の視界も効かないのではお手上げである。晴れる予感はゼロ。偏差値80どころか、センター試験
 で足切り食らうほどの大敗北である。よし、撤収!今すぐ移動すれば、本来「はまなす」を撮っていたら間に合わな
 い大館以南で「日本海」「あけぼの」を迎撃することができる。 さっきまでの濃霧がウソのような快晴の青森ICから
 高速で碇ヶ関までワープ。矢立峠を越えて陣場のコンクリ橋を過ぎれば間もなく大館である。だが、峠を下る辺りか
 ら再び霧。糠沢まで行くも露出はなし。う〜ん、またUターンか…。
  結局やってきたのは、ここ碇ヶ関のリンゴ畑。先週・先々週あたりは白い花が満開だったそうだが、時すでに遅
 し。木々はすでに緑一色になっていた。それでも瑞々しさを残す山の色は美しい。ペンタ165タテで空を入れてX。
 第一志望にフラれながらも、どうにか滑り止めで合格証書を頂戴したようなツアーだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





撮影日記トップへ