撮影日記−新作公開−




















































NO. 102
DATE 05.26
102.キハ30タブレット交換 横田駅
2010.05.01 久留里線 横田駅 NikonF5 AFNikkor20-35oF2.8 RVP100
  遠くに行きたい気持ちを押さえて、ロマンスカーの翌日は地元千葉の久留里線国鉄色祭りに出撃した。確かに、
 同じ県内とはいえ我が市川市から比べると鄙びた雰囲気満点ではあるが、木更津は毎週訪れている仕事先の一
 つ。沿線に住む生徒も何人か知っているし、何かこう、非日常感が感じられないのもまた事実である。しかし、こん
 な機会でもないと、毎週目にしていながら近くて遠い久留里線にレンズを向けることもないだろう。さぁ行くか!
  ついでに余談だが、久留里線は地元住民からは「パー線」と呼ばれている。由来はク●ク●パーからだとか。し
 かもだいたい時間1本なので「○時パー」といえば話が通じてしまうらしい。ホンマかいな!でも、とある生徒が「9
 時パーで帰るね」と家に電話しているのを耳にしたことがあるから、まんざらウソでもないようだ。
  さて、その現地語でいう6時パーを撮るために日の出とともに家を出発。京葉道〜館山道を1時間も走れば沿線
 に着く。この路線を撮影目的で訪れるのは、実に13年ぶりのことである。前回は八高線のキハ110化に伴って高崎
 から転属してきたタラコ30がターゲットだった。当時は腕木もタブレットも健在。今から見れば高校生のしょっぱい写
 真でたいしたものは撮れなかったが、美味しいシーンが転がっていたものである。 翻って現在、腕木はとうに色灯
 化されてしまったものの、タブレットは今なお生きている!まずは横田の交換から攻めてみよう。
  この日は下り始発が国鉄色。もっとパニるかと思ったが、集まったのは5人だけだった。それでも、宿泊組がこの
 列車で乗り込んで来る可能性もあり、変な乗り鉄が直前乱入してくるとも限らない。被写体との距離をなるべく近づ
 けて広角で勝負することにした。間もなく2番線にツートンが入線。駅員氏にキャリアが渡る一瞬を切り取った。





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