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5.DD51+大サロ 餘部スーパー俯瞰
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2007.10.28 山陰本線 餘部−鎧 PENTAX67 smcPENTAX400oF4ED RVP(+1)
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台風接近の予報に久々の完全休暇を期待していた金曜夜、★氏から緊急の入電。「餘部はどうする?」 聞けば
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日曜は大サロ・あすかと1日で2本の臨客が餘部鉄橋を渡るとのこと。昨秋「あまるべ」の悲劇に泣いた★氏は復
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讐の鬼と化し、再度東京から現地まで車で乗り込みたいという。こちらとしてもリターンマッチは望むところ。一も二
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もなく賛同し、土曜21時に東京を後にした。メンバーは★氏・エヌワキ氏・私の3人。関東はいまだ雨が降り続いて
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いるが、明日の西日本は台風一過のバリ晴れになるようだ。
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翌朝、橋の袂に着いてビックリ。スーパー俯瞰の入口付近は他府県ナンバーの鉄カーによる長蛇の列ができて
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いた。これはうかうかしてられぬ!休む間もなく我々登山隊は長玉担いで白山神社の境内から山へ入った。今回
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はバケヨン&サンニッパという超重量装備ゆえ、一歩一歩の足取りがこれまでになく重い。途中休憩を挟みながら
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約1時間で登頂。眼下には朝日に照らされた神々しいトレッスル橋の姿が浮かび上がっていた。
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工事の進捗が気になっていたが、この時間は伐採された斜面は全て影の中。何と絶妙な光線なんだろう。やが
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て8時過ぎ、桧舞台に大サロが躍り出た。慎重にフィルムを巻き、レリーズに指を掛ける。一番左の橋脚に先頭が
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掛かった瞬間指先に力を込めた。轟音が山腹まで響く。恐らく最後になる餘部の情景を深く脳裏に刻み込んだ。
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