Memorial GALLERY


 2026.06.09

2020.06.09 津軽浜名−大川平 NikonD5 AFNikkor180oF2.8D ISO200

ついこの前、コロナと同時に2020年代に突入したと思ったら、もう20年代も後半。そりゃあ自分も歳を取るはずだし、国鉄型車両もなくなるわけである。この頃は五能・津軽のヨンマルにいよいよ先が見えてきて、北東北のタラコを1枚でも多く仕留めたいと考えていた。ところが、そんな矢先に非常事態宣言が発出。せっかく(?)全国一斉休校で珍しく仕事に余裕が出てきたというのに、移動がダメとは何たることだろうか…。結局、天候が不安定だったこともあり、5月一杯は家でおとなしくしていたものの、6月に入り一斉休校が解除、少しずつ日常が戻り始めたところで我慢の限界が訪れた。

6月最初の平日休み、北東北の晴れ予報とタラコが午後から津軽線に入るのを確認してこっそり新幹線で青森へ。世間は何だかんだというものの、乗ってみれば「はやぶさ号」は通常通り。新青森のレンタカーもいつも通りの対応で、難なく津軽半島を北上することができた。午前中は竜飛岬を訪れて「津軽海峡冬景色」の歌碑を眺め、昼過ぎから津軽線のメインアングル大川平の北海道バック俯瞰でタラコ2往復をレンズを変え構図を調整しながら撮影した。

さて、最後の1往復はどうしよう。帰りの新幹線の時間を考えると往路までは粘れそうである。というわけで、俯瞰場所の先に見えるオーバークロスに三脚を立てた。木々の後ろの家々をカットするため180oで天地を詰め、準備は万端。17時過ぎ、道床に灌木の影が迫りくる中、夕日に照らされた朱色5号の気動車がファインダーに滑り込んできた。こんな何気ない1枚ももはや過去の語り草。遠征も難しくなった今、まずは小湊に残る貴重なタラコの運用を注視するとしようか。



Memorial GALLERYへ