| 2026.01.28 |
![]()
2009.01.28 南小谷−中土
PENTAX67 smcPENTAX300oF4ED RVP50(+1) |
|
1月下旬は二十四節季でいうと大寒。2月上旬の立春まで1年で最も寒さの厳しい日々が続くが、それでもこれまでの経験を踏まえると、月末あたりになると西高東低の冬型パワーが落ち着いて、日本海側に晴れマークの付く日もちらほら見られるようになる。確か学生時代に八尾の鉄橋で立山バックのサワ座を撮ったのも、雪晴れの塚山峠で国鉄色の「北越」を撮ったのもちょうどこの頃だった。17年前のこの日は、冬場には珍しく移動性高気圧が日本列島に直撃。居ても立ってもいられなくなり、当時通い詰めていた大糸線に愛車を走らせた。
夜明けとともに、南小谷の宮本踏切に機材をセット。姫川の渓谷の背後には、北アルプスのピークが青空をバックに凛と聳えていた。思えば初めてこの場所でキハ52を撮影したのは2001年秋、DD16のラッセル試運転を撮りに来た時だった。当時はまだ復活国鉄色など始まっておらず、白地に緑帯の“大糸色”だったが、霜で銀色に染まった線路に朝日が差し込み、北アルプスの稜線を背に颯爽と駆けてくるベテラン気動車の姿に魅せられたものだった。今日は雪景色にタラコ色、もう最高である。間もなく踏切が鳴り、朱色5号の懐かしい姿がファインダーにゆっくりと現れた。 休みの度に日本海側の天気を気にして、千載一遇の雪晴れチャンスを虎視眈々と狙っていたのも今は昔。一昨年に車を買い替えてからは、財布の都合で冬用タイヤを諦めた。考えてみれば雪国に苦労してまで撮りたい被写体も大して思い浮かばない。振り返ると、昨年・今年と冬に狙っているのは銚子電鉄にスペーシアに8111Fと完全に関東地区の私鉄ばかり。もうかんじきを履いて雪中行軍をするというウィンタースポーツに興じる機会はやってこないのだろうか…。 |
| Memorial GALLERYへ |