2024.06.15 |
2019.06.15 大多喜検車区 OLYMPUS PEN-F M.ZUIKO DIGITAL17oF1.8 ISO200
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今回は5年前にいすみ鉄道のキハ52がツートンに塗り戻された際に行われたお披露目撮影から1枚。当時撮影日記にモノクロのカットを載せたが、そのカラーバージョンで行こうと思う。この日は本来勤務日の土曜だが、千葉県民の日ということで勤務校はお休み。我がクラスの生徒が出場しているバレー部の試合の応援を済ませてから、大雨の中大多喜の検車区に向かった。現地では、天候も考慮して庫の中から屋外に置いた2両を撮影できるようなセッティング。予約番号順に係の方の誘導で研修庫に入った。
この後のグループで庫に入った関西-D.W先輩によると、私の時間帯が最も雨脚が強かったらしい。確かに、PEN-F1台17o限定手持ち撮影というお気軽な撮り方ながら、モニターで確認すると屋根に当たる雨粒の跳ね返りの描写や雨どいから流れ落ちる滝のような排水など迫力満点。普段は色味もないし機材の管理が大変だし…と足が遠のく雨天の撮影も悪いものではないと実感したのだった。 しかし、この前年に社長が代わったこともあって次第にキハの運転本数は減り、キハ28が引退し、昨年以降運転日数まで大幅に減少した。残るゴーニーもすっかり塗装はボロボロで痛々しいことこの上ない。不定期ながらも関東最後のキハ20系列には頑張って欲しいところではあるが、私自身としてはあと何度足を運ぶ機会があるのやら…。一方で鳥塚前社長はその後えちごトキめき鉄道に移り、今度は大井川鐵道の社長に就任するとのこと。次は国鉄型ばかりでなく、歴史ある私鉄の名車にもスポットライトが当てられることを期待したい。 |
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