Memorial GALLERY


     2022.11.10

2012.11.10 信濃追分−御代田
 NikonD800 AF-SNikkor300oF2.8ED×1.4×1.2クロップ ISO200

「急行型」というジャンルの終焉がいよいよ間近に迫ってきた。気動車ではいすみ鉄道に残るキハ28が間もなく引退。電車ではえちごトキめき鉄道の455系が最後の砦である。 一昔前までは、急行列車は消えてしまっても、ローカル運用に第二の人生を見出した2扉オールクロスシートの名優の姿を各地で目にすることができた。 それがいつの間にやら風前の灯火。近郊型とも共通のパノラミックウィンドウに貫通扉付きという見慣れた電車の顔も相当レアになった。

10年ほど前、北陸地区で生き残った交直流用の455・475系よりも一足先に、私にとっては馴染みのあった直流急行型が姿を消そうとしていた。 JR本線からは既に完全撤退し、残された舞台はしなの鉄道。ヨコカル用に開発された169系の最後の花道が、信越本線を継承したしなの鉄道だったのは何か因縁を感じる。 この日は紅葉も程よいタイミングだろうと、朝方スカ色115系を撮っていた四方津の鉄橋から中央道〜小海線沿いのR141経由で御代田に転戦した。

14時台の下りを定番の平原−御代田のオーバークロスでバッチリ頂戴し、ミッションは達成!したはずだった。 だが、軽井沢−小諸のピストン運用に入っている今日は、頑張れば次の下りまで粘れそうである。 木の影山の影の伸び具合を見ながら右往左往し、信濃追分近くの大カーブまでやって来た。 列車通過まであと僅か。光が当たるのはピンポ イント、それに邪魔なタイガーロープをかわすためには、アウトカーブからの長玉顔面撃ちしかない! とりあえずサンニッパにテレコンを付けて420o、それでも足りずニコンの秘儀×1.2クロップでようやく構図を整えた。 間もなく、夕日を浴びた湘南色が登場!ファインダーの中に“いつもの顔”が飛び込んできた。



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