2022.10.04 |
2001.10.04 会津西方−会津桧原
MamiyaM645SUPER SEKOR A200oF2.8APO RVP(+1) |
10月1日、2011年の豪雨災害以来、実に11年ぶりに只見線が全線復旧した。
1日2日は週末とも重なり、DE10+旧客で運転された記念列車には多くの同士諸兄が出撃されたことと思う。
残念ながら当方は勤務校の文化祭がバッティング。
おまけに多くの来客と接したせいか、準備に追われて疲弊していたせいか、はたまたバリ晴れ青空の下の激X報告連発に悶絶したせいかわからないが初日の夕方に発熱し、
抗原検査によってコロナ陽性の判定が下されてしまったのだった。鉄に行けないどころか、生徒の晴れ舞台すら拝めないとは…。
普段から流行に疎く、インフルにだって罹ったことがないのに、ずいぶんとミーハーな病にやられたものである。
さて、そんな悔しさを晴らすべく自宅療養中に過去のポジファイルを探ると、今から21年前の同時期のこんな写真が出てきた。 2001年秋は気仙沼御召、盛岡キハの国鉄色復活など話題に事欠かなかったが、只見線でも真岡鉄道のC11を使った蒸機の復活運転が始まる…とファンの注目が集まっていた。 就活にケリをつけた気楽な大学4回生は、試運転をモノにすべく仲間数人と沿線に乗り込み、一番の名所第一鉄橋の俯瞰に陣取ったのだった。 只見線に来たのは実はこれが初めて。話に聞く第一鉄橋の俯瞰とはどんなところかと、まだ未整備だった獣道を上がって最上段に陣取った。蛇行する只見川に美しくアーチを描く鉄橋。 確かに日本を代表する鉄道風景である。斜面に集った同好の士と情報交換などするうち、汽笛が一声! 無風の日本晴れの中、機影を川面に映してC11と旧客、それに補機のDEがゆっくりと檜舞台に姿を現した。駅が近いからか煙はないが、まぁいいでしょ! |
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