2021.10.19 |
2014.10.19 銀山−然別 NikonD800 smcPENTAX90oF2.8 ISO200
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今回も、前回と同じく2014年シリーズで更新しようと思う。7年前は専任教諭になり初めて高1で担任をもった年だった。
高3の受験指導も同時にしていたしそれなりに忙しかったはずなのだが、北東北に、北海道にと今から振り返るとずいぶん鉄ちゃん活動も頑張っていたものである。
まぁ、それくらい頑張れるだけの体力と魅力的な被写体が残っていたということでもあるのだろう。
さて、この日は道南ブルトレツアーの2日目。朝から紅葉の豊浦俯瞰と礼文華大カーブの俯瞰をバリ晴れで仕留めて、大満足で旧胆振線沿いに羊蹄山麓を北上する。 倶知安からは5号線でいざ山線のハイライト稲穂峠へ!この時期のブルトレの合間にピッタリの「SLニセコ号」がターゲットである。 かつてのシロクニの勇姿には及ぶべくもないが、それでも二つ目のC11が牽く旧客編成は撮り応え十分! 前日は錦秋の200KPを頂戴したので、今日は5号線クロスに三脚を立てた。 道から目立つポイントだけにそこそこギャラリーが集まっている。ペンタ400のトランクに乗ってハスキー4段全開で前列の頭上を抜く。 こちらも紅葉は見頃で黄色く色づいた木々を広めに入れて構図を練った。 間もなく山間に汽笛が響き、2灯ライトのC11が小柄な車体に似合わぬ爆煙を噴き上げて直線を登ってきた。威勢のいい煙が風に乗って切り位置直前で手前に巻く。 せっかくの紅葉はすっかり見えなくなった。万事休したか…と思ったが、辛うじて車体にはかからず、かえって後押しのDEが隠れてちょうど良い塩梅になった。 これにて撮影を切り上げ千歳から帰還。 翌年からは「SLニセコ号」は設定されなくなり、さらに2015年を最後に札幌行きブルトレも廃止されたことから、一時期は日帰り往復も敢行していた北海道からすっかり遠ざかってしまうことになった。 |
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