Memorial GALLERY
2020.01.22
2006.01.22 生田原−常紋(信) PENTAX67 smcPENTAX400oF4ED RVP50(+1)
関東地方では雪はもちろん霜すらロクに降りず、明日以降菜種梅雨のように連日雨予報というすっかり腑抜けな超暖冬が続いているが、14年前は対照的に寒さが厳しい 冬だった。当然北国では雪量も十分!宗谷ラッセルに年度末で廃止が予定されていたちほく高原鉄道を絡めて、センター試験の指導もひと段落した1月下旬に北海道に 渡った。
しかし、強烈な冬型が続く道北では、ブリザードに視界も利かず白魔の洗礼を浴び続ける毎日。夜毎の音威子府バルブのみが撮影成果ではさすがに心が折れてきた。 というわけで、予定より1日早く道東に転戦。深夜の音威子府でDE15を見送ってから徹夜で車を転がし、早朝の常紋峠にやって来た。天気は快晴!幸い林道が除雪 されていたので、146kpに乗り込んでペンタ400を構える。だが、これまで2月にしか訪れていなかったので気が付いていなかった。朝8時の何と影の長いことよ!線 路の大半は、東側に生い茂る針葉樹の影に覆われている。列車通過まで約30分、さてどうなる!?
8時半、遠方からDDの唸り声が響いてきた。影は際どいが、ここまで来たら一瞬顔に陽が当たったチャンスでシャッターを切るしかない。バケペンユーザーの腕の 見せ所である。今日の先頭は赤更新。ベストではないが、赤影や青更新よりは断然良い。雪にまみれた無骨な顔をじっと見つめて、狙いの瞬間を1発で極めてみた。
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