Memorial GALLERY
2020.01.14
2018.01.14 早川−根府川 NikonD5 AF-SNikkor300oF2.8VR ISO200
長年東海道本線東京口の花形だった185系の「踊り子」に本格的な置換えの話が出てきている。2扉転換クロスシートに開閉式の窓と、“花”というには地味な 感はあったが、朝方のブルトレ群、古くは日中の急行「東海」と並んで、川端康成の作品をモチーフにした絵入りマークを引っ提げた緑の斜めストライプが湘 南を駆ける大動脈の主役の一つであったことは間違いない。
この日は冬型安定の晴れ間に誘われて小田原界隈に展開した。早朝の酒匂川で関西-D.W先輩御一行と遭遇してLSEを狙い、東名で三島−函南にワープして 竹倉で「踊り子102号」、その後はまったり1号線で箱根を越え、午後一の「踊り子115号」を米神付近で迎え撃つことにした。特にどうというアングルではな いが、順光で押さえるなら太陽高度の低い今の時期がベスト。サンニッパでピタリと決めた構図に、モーター音も高らかに185系が飛び込んできた。
撮影後は先輩と別れ、石橋で117号をやり、帰り掛けに江ノ電で305Fを撮った。陽の短い冬場にしては大収穫。しかしLSEは2年前に引退し185系もカウント ダウン、305Fもいつまで持つかはわからない。近隣の箱根登山も長期運休中で、西湘エリアで終日楽しめる日はそう長くは続かないだろう。新型「踊り子」 に胸ときめかせる向きもあるようだが、私としては数年後には家でぬくぬく寝て曜日の週末を過ごしている未来しか見えない…(汗)。まぁ、その前に1ヵ所でも 多く、まだ撮り切れていないアングルで185系を押さえるのがこの冬の課題である。
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