Memorial GALLERY


 2019.11.18

2012.11.18 四方津−梁川 PENTAX67 smcPENTAX400oF4ED RVP100

長く続いた週末毎の雨模様がようやく収まるとはや11月、紅葉前線が徐々に南下を始めている。錦秋の山々を背景に捉える名優たちの雄姿は、モノトーンの季節を前に 我々を魅惑する絶好の被写体である。この年はそろそろ先が長くないと言われ始めていた山スカ115系を求めて四方津の鉄橋俯瞰に出掛けた。前週はまだまだ緑の木々が 多かったが、あれから1週間、冷え込みも厳しくなってきた。今度こそ色づきもピークに違いないだろう。

LIBERTY氏と組んで出撃し、鳥沢の桂川橋梁でカブリつきを1発こなしてからアングルに急行する。立ち位置にはやはりいつもの面々がいて、三脚を並べて和気藹々のバ カ話タイム。皆さま集結するだけはあり、背後の山肌は見事なまでに赤や黄色に染まっていた。暖色系の色合いを強調するなら、いつものベル50(+1)ではなくベルビア 100の出番である。1本こっきり虎の子のベル100を詰め、ペンタ400を据えて準備を整えた。

この頃はまだ山スカの運用もそれなりにあった。午前中だけでも特に狙わず構えているだけで上下何カットか撮影することができた。この後は甲斐大和の俯瞰までみんな で民族大移動。ちょうど10年前に原色ロクヨン0番台の貨物を撮って以来の色付く山腹を行く列車を切り取った。翻って今年、身近でこんなに楽しめる紅葉狩りスポット があるだろうか。やっと安定してきた天気とは裏腹に、行きたい所探しに困る今日この頃である。



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