Memorial GALLERY


 2019.08.20

2014.08.20 大多喜−小谷松 PENTAX67 smcPENTAX90oF2.8 RVP50(+1)

6月にツートンに戻されて以来、幾度か単行運転を実施しているいすみ鉄道のキハ52。気にはなっているのだが、なかなか予定が合わずチャンスを逃し続けているのが 勿体ないところである。 5年前にタラコに“お色直し”した際にも、同鉄道では粋な計らいで1両きりでの運行を行ってくれた。しかも通常とは異なり、朝から上総中 野に向かうスジ。これは、復活当初のイチオシポイントだったここが撮れる貴重な機会ではないかと、幾度か足を運んだ。

8月頭にも夏期講習前の朝練にこのスジ1本を狙って2回ほど出撃した。あれから半月余り、早場米の産地である房総半島ではお盆を過ぎれば田んぼはすっかり黄金色。 今日あたりそろそろいい色づきになっているのではなかろうか。期待は見事に的中し、刈り入れ寸前の稲穂が首を垂れていた。 ペンタ67に1台は165oを付けてヨコ構 図、もう1台には90oを付けてタテ構図でセット。ついでにデジも構えて欲張り3丁切り体制を敷いた。8時半過ぎ、踏切が鳴って間もなく、蝉の合唱をつん割くようにデ ィーゼルエンジンの音が響き、1両こっきりのタラコキハがゆっくりとファインダーを走り去った。

今年は現時点の予報を見る限り、8月下旬はさっぱり天気に恵まれない模様。 そろそろ真夏のトップライトが緩和され始めるし、木々が緑の間に押さえておくべき箇所 を潰し始めなければならないはずなのだが、『天気の子』状態の週間予報では、次の週末は遠征疲れの身体を休めるしか手はないようである。



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