Memorial GALLERY
2016.11.25
2001.11.25 泊−松崎 MamiyaM645SUPER SEKOR210oF4N RVP(+1)
11月下旬、勤労感謝の日は例年絶好の鉄日和。関東以西でも程よく紅葉が見頃を迎え、移動性高気圧に覆われて快晴に恵まれることも多い。この年は週末と重なって3連休、 その上重連を組んだ巨大高気圧と美味しいネタがシンクロし、多大な戦果を挙げることになった。
初日は大糸線のラッセル試運転。就活を終えた暇な大学4回生という特権を活かして金曜日からピンで現地入りしていた私は、土曜未明にコサカミ氏のミラ号に合流して2往 復のDD15を効率よく撮影。最後の1発を頸城大野の雨飾山バックで極めて満腹になった。と、そこへ急遽ネタが舞い込む。山陰本線鳥取−米子間では、翌日「とっとりライ ナー」が6連に増結される他、58・28+47×2の4連、明後日にはキハ181系の5連などの臨時がてんこ盛りとのこと。これは…行くしかない!夕方5時のチャイムとともにミ ラ号は糸魚川ICから北陸道に乗り、2M運転でひたすら鳥取エリアを目指すことになった。
翌日は、宝木−浜村で一連の増発キハに加え、カマ故障で最後尾にDEの救援を受けたP.Pの「出雲」を大幅遅延のバリ順光で頂戴するなど大フィーバー。お腹一杯で気持ち よく三朝温泉に浸かり、最終日を迎えた。最終日の朝は泊−松崎の俯瞰から。早朝米子に下るキハ181系と「出雲」を合わせて仕留めるつもりである。朝露に濡れる草を踏みし だいて斜面に三脚をセット。 アングルから影が抜けきってしばし、静寂を破るように眼下の踏切が鳴り、かつての「あさしお」を思わせる5連の国鉄特急色編成がカーブに姿 を現した。
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