Memorial GALLERY
2016.03.10
2013.03.10 伊勢柏崎−阿曽 NikonF5 AF-SNikkor300oF2.8ED RVP100
3年前の今頃、最もホットなターゲットは、関東ではロクヨン1000番台牽引の鹿島貨物、 関西ではDDが先頭に立つ紀勢貨物であった。地元ともいえる鹿島貨物は もちろんのこと、DDフリークとしては紀勢も指をくわえて見ているだけ…というわけにはいかない。かつて京都に住んでいた頃幾度かトライしたときのような、 毎日が原色重連の毒タキ&緩急車付きという贅沢編成ではないものの、やはりオトナの機材で決定版の1枚を記録しておきたいものである。片道約600qと距離的に ハードながら、原色機が運用に入りそうな機会を狙って、幾度か紀伊半島まで愛車を走らせた。
この日はいよいよ改正前最後の週末。ここのところ狙ったかのように土日に原色機が入る巡り合わせが続いており、この日も某有名掲示板で確認すると1805号機が 登板しそうな雰囲気であった。 すでに2月以来二度訪問している私は、すぐにスクランブルするつもりはなかったが、いつになくヤル気のLIBERTY氏に煽られるよう に氏のレガシィ号で西を目指すことになった。WNI の御宣託では晴れとはいうものの、各種情報を探るとどうも黄砂多めのモヤッ晴れであるらしい。必然的に俯 瞰は×、接近戦で戦うことになりそうだ。
翌朝、まずは定番イセカシのSカーブを下見する。 3161レと呼ばれていた重連時代には、時間が早くて夏至前後一月半限定、しかも大内山川から立ち上る霧の名所 で毎度白いベールにやられたものだった。しかし、今のスジでは3月ですでにバッチリ順光とずいぶん撮りやすくなった。推定原色ラストチャンスということで、 案の定立ち位置は日の出前からもの凄い人出! その人混みの中に関西-D.W先輩を発見した。人垣の中でも身内がいれば一安心。これで定番は押さえられそうであ る。だが、車主のLIBERTY氏は新鹿方面まで南下したいとのこと。意見は割れたが、車が2台なら話は早い。LIBERTY氏は自車で南に先行し、私は先輩の車に便乗させて もらって鵜殿で再集合ということになった。7時25分、観衆の見守る中、枯れ田に大カーブを描いて原色DDが登場!景色編成とも劣化版とはいえ、銀塩・デジの2 丁切りで昔日のリベンジを果たしたのであった。
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