Memorial GALLERY


 2014.10.09

2011.10.09 比羅夫−倶知安 NikonF5 AFNikkor20-35oF2.8 RVPF

今シーズン限りで運転終了となる函館山線の「SLニセコ号」。カマは小型のC11とはいえ、かつてシロクニで鳴らした名舞台を走る旧客使用の蒸機列車は、道南 ブルトレ狙いで渡道するとどうしても空いてしまう日中時間帯の被写体としてなかなか魅力的な存在だった。 だが、それ以上にこの列車は蘭越−倶知安間の上りで 後補機のDE15が先頭に立つのが美味しかった。 羊蹄山やニセコアンヌプリを背景に紅葉の中を行くDL&旧客は、我々世代にとってブルトレの 「ついで」 といっ ては失礼なほどの存在感だったのである。

この日も前日に引き続き、「北斗星」撮影後に旧胆振線に沿って後志に抜けた。まずは往きの9220レを稲穂峠の5号線クロスで迎え撃つ。ちょうど2年前、キハ183 のファイナルツアーで「北海」を狙おうとしたものの天候不順で撤退を余儀なくされた場所で、今日はC11を無事Get。カマが207号機ではなく171号機だったのが 心残りといえば心残りだが、煙にドレーンのオマケがついたらそう文句も言えまい。これはこれで納得し、返しのアングルに向かった。

秋空にクッキリ抜けた羊蹄山の山容に惹かれてやって来たのは、比羅夫−倶知安のサンモリッツ大橋。C62以来何度か山線を訪れているがさっぱり縁のなかった蝦夷 富士の美しい姿が、今日は文句なしに線路の背後に聳え立っている。広角ズームでグイッとワイドに構えれば、高い空に浮かぶ綿雲に奥行きが出て準備は万端。間も なく、2エンド頭のDEが黒い旧客を引き連れてファインダーに現れた。



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