Memorial GALLERY


 2014.06.30

2001.06.30 大阪駅 OLYMPUS OM-1 ZUIKO100oF2.8 EB

13年前の今日は和田岬線非電化の最終日。引退するキハ35を見送りにさささ先輩と夕暮れ時の兵庫を訪れた。ひとしきり撮影を終えたところで、レヴィン氏から 夕食のお誘いがかかる。氏の最寄り駅付近でラーメン屋に入り、腹ごしらえをしてから大阪バルブに繰り出した。といっても、特に目玉の列車があったわけでは ない。時間的にも夜行列車群はひと通り発車した後で、残っていたのは「きたぐに」くらいのものだった。まぁ、色は変だが腐ってもゴッパーサン、話のネタと フィルム消費に…とOM−1でシャッターを切った。

一時期原色に戻るなどという噂の流れた京都の583系も、結局はこの妙なカラーリングのまま「きたぐに」廃止とともに定期運用を失った。外観がこれでは、いく ら終焉間近と言われても「きたぐに」に食指は動かず、手元にはこの他に「あかつき/彗星」のついでに撮った天王山バックと、K編成「北越」のついでで押さえ た米山俯瞰くらいしかまともな写真が残っていない。ま、そんなもんですわな。

気付けばこの日から干支が一回り以上、鉄道界も大きく変わった。各地に新幹線網が伸びたのと引き換えに夜行列車は大削減。大阪発着の寝台特急も風前の灯火と なり、先日ついに最後の雄「トワイライトエクスプレス」にまで終焉が告げられた。一方で大阪駅は大規模なリニューアル工事が行われ、ホームを覆う巨大な屋根 が架けられてずいぶんと小洒落た雰囲気に変貌したらしい。移り変わるは浮き世の習い、何気ない1コマもいつしか貴重な時代の証人になるものである。



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