Memorial GALLERY


 2014.05.29

2000.05.29 笠置−大河原 MamiyaM645 1000S SEKOR300oF5.6ULD RVP(+1)

昨年6月に引き続き、今回のギャラリーはキハ58・28の修学旅行臨。被写体の魅力もさることながら、加太以西なら十分原付で出撃可能という安近短なお手軽さも魅力 でよく通ったものだった。しかも、関西本線の加茂〜笠置〜大河原は木津川に寄り沿うように線路が走り、探せば隠れたアングルも多くありそうな雰囲気。立ち位置が北 側になってしまうため光線状態はやや厳しいが、この時期なら15時台の上りはサイドに日が回るはずである。

この日は朝からヌケがよく、キャンパスからも比叡山がクッキリ見えていた。●ヤ情誌によると、今日も修学旅行臨の設定がある。頭には先日ロケハンしたアングルが浮 かび、どうにも我慢できなくなってきた。行くか!午後の講義は自主休講として、愛車スーパーカブのペダルを蹴った。

半袖のシャツに初夏の風が気持ち良い。京都駅八条口から、流れの悪い国道24号をひたすら南下し、上狛で左折すると関西線と並行する道に出る。桜の名所笠置を過ぎて、 当たりをつけておいた山道に入った。ギアを落として九十九折に高度を稼ぐと、次第に眼下に蛇行する線路が見えてくる。茶畑の広がる丘の頂上で三脚をセット。待つこ と小1時間、かつての保津峡を思わせるアングルに、急行「丹後」を彷彿とさせる6連のゴッパ・ニッパが現れた。



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