Memorial GALLERY


 2014.05.20

2007.05.20 矢祭山−下野宮 PENTAX67 smcPENTAX200oF4 RVP(+1)

DL好きの間では、西金工臨で有名な水郡線。DEが数両のホキを率いて久慈川のほとりを走る姿は、往年の貨物輸送を彷彿とさせる今や貴重な鉄道情景である。ただ、 区間が西金−水戸と短いためアングルのバリエーションが少ないのが惜しまれるところ。撮る側としても変化をつけるのに苦労するなぁ…と思っていた矢先、郡山から 通しでの工臨があると情報を得た。運転日は日曜日、もう行っちゃうしかないでしょ!

当日はチバラギ・わいえす両氏と合同して、早朝の黒川橋梁から始める。新緑の大トラスでED75の貨物を撮るのが1発目の目標である。が、待てど暮らせどやって来 るのは金太郎ばかり…。周囲の鉄ちゃんに聞いてみると、どうやらナナゴは日曜ウヤとのことだった。残念!早々に水郡沿線に転戦である。ところが、これがいいポイ ントが見つからない。新緑も田んぼ水鏡もきれいなこの季節、撮る場所なんていくらでもありそうなものだが、光線とアングルにこだわっていると、いつの間にか福島・ 茨城県境の矢祭山まで来てしまっていた。

時間的にもういい加減に勝負したい。とはいえ定番の矢祭山の鉄橋は光線が悪い。ならば、駅を出て大きくカーブした後の田園地帯ならどうにかなるかも!当てずっぽ うで国道脇の斜面を上がる。川向うに築堤が見えるまで高度を稼ぎ、レンズを装着。ペンタ165ではスカる?200がベストか?バタバタと機材をセットしていると、間も なくDEの変則的なジョイント音が響いてきた。



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