Memorial GALLERY


 2014.03.21

2005.03.21 近江長岡−醒ヶ井 PENTAX67 smcPENTAX165oF2.8 RVP(+1)

この週末、冬型が緩むと聞いて初めは残雪の大糸線を目指して中央道を西に向かっていた。ところが、いざ着いてみると春は予想以上に進んでおり、線路周りの雪はすっかり 解けてバラストは丸見え。天気もモヤッと春霞。これではまるで収穫にならないため、現地合流したコサカミ氏と協議の上、半日だけ粘って他所へ転戦することにした。 眼 を付けたのが岐阜エリア。今月末で全廃される名鉄600X区間も気になるし、明日はユーロライナーの団臨が東海道を下る。行先が決まれば、あとは行動あるのみ。19号をの んびり流して美濃地方を目指した。

翌朝の東海地方は見事なまでの快晴。長良川に架かる忠節橋界隈でお気に入りのモ570を中心に岐阜市内線を撮って回り、頃合いを見計らって関ヶ原の先に移動する。この条 件なら湖北の名峰伊吹山はバッチリ姿を見せているはずだ。必然的に、撮影地の筆頭ポイントは近江長岡の伊吹バックで決まりである。

ある程度予想はしていたが、すでに去就が噂されていたユーロライナー、しかも先頭は専用機の112号機ではなく一般色の111号機ということで現地はなかなかのパニり具合だ った。しかも「しらさぎ」以来いつも定位置だった場所よりも数本前の畦に人垣ができている。う〜ん…後悔しても後の祭り。ベストな立ち位置は取れず、妥協してベターな ポジションに機材をセット。165oだと山の全容が切れてしまうのが惜しいが、ま、残雪の稜線が入っているからいいか!とりあえず予定通りにユーロの撮影は完了した。やれ やれ。ただし撤収の際、パイプの継ぎ目に何かが詰まっていたのか、三脚をたたんだ拍子に石突きが空気鉄砲の如く地面にポンッ!ゴム弾は地中深くにめり込み、二度と出て くることはなかった…。



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