Memorial GALLERY
2013.01.22
2001.01.22 延方－鹿島神宮 Mamiya645Pro SEKOR A150㎜F2.8 RVP(+1)
今度の３月改正で鹿島貨物の牽引機が変わるのではないかという予測から、最近とみに赤丸急上昇中のポイント、北浦の神宮橋。先日も原色機が入った朝一の77レ を撮りに出掛けると、日の出前から20名超の同業者でパニック状態になっていた。それに比べて、今から十数年前は平和なものだった。主力は４連のスカ色113系、 １日僅か１往復の優等列車は183系(しかも０番台非ＬＥＤ車限定！)の「あやめ」、鹿島貨物はＤＤから高崎ロクゴに持ち替えられたばかり。現在の目で見れば垂 涎ものの被写体ばかりだが、当時は特に話題を呼ぶネタはなかった。
この日は、帰省ついでにフラッと183系でも撮ろうと実家の車で北浦を目指した。色味のない関東の冬景色で絵を作ろうと思うと、必然的に鉄橋アングルに足が向 く。「あやめ」は早朝のスジだし､イイ光線で狙えるに違いない。ＥＴＣも何も付いていない家のシビックで51号線を約２時間、日の出とともに現地に着いた。
寒風吹きすさぶ湖畔で立ち位置を探り右往左往。たった６連の国鉄色を撮るのに全長１㎞超の鉄橋全てを入れるのもどうかと思い、国道の法面から中望遠で切り取 ってみる。アングルとしてはなかなかいい感じ。 ポール４スパンでピッタリ編成が載るはずだ。まずは鹿島神宮への送り込みを兼ねた183の普電で最終確認。よし ＯＫ！ 間もなく、折り返し東京行きの特急「あやめ」が湖畔に轟音を響かせてやって来た。
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