Memorial GALLERY


 2012.07.17

2011.07.17 青海−糸魚川 PENTAX67 smcPENTAX400oF4ED RVP50(+1)

6月前半までが鉄絶好調だっただけに「今年はひょっとして空梅雨か?」とほくそ笑んだものの、実にあっさりと期待は裏切られ、もうかれこれ 1ヵ月も現場から離れている。たまに平日に青空が広がることはあるが、そんなとき晴れてもカタギの鉄は鉄できませんがな。そして週末は雨と 曇りの繰り返し。ま、職務多忙で休日出勤が続いている身には曇天上等、休鉄日和は大いに結構ではあるのだが…。しかし、いい加減このム シムシ気候にも飽きてきた。過去の手帳を見返すと去年はちょうど海の日連休の前から太平洋高気圧が張り出し、夏のバリ晴れシーズンに入っ ていた。

そんなわけで、夏期講習の日程が上手く空いて3連休が確保できた昨年は、LIBERTY氏と「日本海」を撮りに北陸へ。関西-D.W先輩と合流して、 連日王子保と新疋田を掛け持ちし、ついでに夕方は信越海線で国鉄色の「北越8号」も頂くという北陸4県東奔西走ツアーをやっていた。さすがに 3日目は天気が崩れるというので、日曜午前で撮影終了。敦賀で海鮮丼を食べて解散し、LIBERTY氏と帰路に着くことにした。

ところが、夕方直江津方面で国鉄色475系の運用があるという怪情報をキャッチ。 必然的に、ルートは東名回りより数百キロ長い北陸道経由となっ た。アングルにアテはなかったが、K-net氏にお聞きすると、青海−糸魚川がベターとのこと。LIBERTY氏の白い特急は快調に飛ばし、午後早くには 親不知を越えた。だが、天気はもう下り坂。糸魚川で昼食を摂りながらしばし弱り、ダメ元で撮影地に向かった。海の色は出ないのでペンタ400で アップ撮り。う〜ん、なんかイマイチ。でも、「願えよ、さらば叶えられん」という言葉もある。西の空に必死に願いを掛けると、アラ不思議、薄 くなった雲の隙間から西日がピカリ。今なお現役、デカ目の急行色は渋く光りながらファインダーを駆け抜けて行ったのだった。



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