Memorial GALLERY


 2012.05.13

2001.05.13 志賀−蓬莱 MamiyaM645SUPER SEKOR A150oF2.8 RVP(+1)

この週末は滅多にないくらいのドバリ晴れだった。12日土曜はF31氏たちと北陸に遠征。金沢のボンネットを行き掛けの駄賃に、新緑の神岡貨物を撮影した。 が、そのまま富山に残留する御一行と別れて、私は独り強制送還。しかも学生の身にもかかわらず「サンダーバード」で京都直行である。実はわたくし、当時 大学4年であり、基本的に鉄をしてはいけない状態だったのである。翌日は某社の2次選考。そりゃあ送還されますわな(汗)。

一夜明けて試験の日、やっぱり関西もドバリ晴れ。みんな富山でX極めてるんだろうなぁと邪な考えに気もそぞろになりながら午前中に試験を受ける。可もな く不可もなくの出来で、午後には自由の身を取り戻した。さ、どうしよう? 近場で午後アングルは…と思案を巡らせ、そのまま愛車スーパーカブに跨った。 比叡を越えれば琵琶湖岸はすぐ。志賀−蓬莱の琵琶湖バックは手前の田んぼも水が入っていい感じになっているに違いない。

予想通り、アングルはすっかり初夏の風情になっていた。メインは16時台の「雷鳥34号」だが、この頃の湖西線は基本的に来るもの全てが被写体だった。113系 も何気なく撮影。しかし、コイツが後々貴重なカットとなった。数年後、113系は更新工事やアーバンカラーへの塗り替えが進み、さらにローカル運用の主役の 座を117系に奪われた。今ではその117系すらデリカシーの欠片もない単色塗装への変更が進みつつある。たかが湘南色の近郊型、されど湘南色の近郊型。何事も 記録が大切であると、たかが湘南色の近郊型を撮るために吾妻線に出掛けてきた今日だから余計に思うのであった。



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