Memorial GALLERY


    2012.01.12

2002.01.12 江尾−伯耆溝口
 MamiyaM645SUPER SEKOR A200oF2.8 RVP(+1)

山岡山氏が今月のRMギャラリーで発表された伯備線のロクヨン貨物。氏のように幾度も通い倒し、四季折々の景色を独自の視点で切り取るといったこと はできなかったが、そういえば私も昔一度だけ撮ったことがあったっけ。ポジファイルを探ると、ちょうど10年前、珍しく山陰側にも晴れ予報が出たので 出雲大社臨を撮りに行った時のカットが出てきた。

この日は姫新線経由でヒロ座、伯備線では岡サロと14系リゾートの大社臨が設定されていた。まずは朝方のヒロ座から撮影を開始。だが、日の短い季節だ けあってどこもかしこも山影の中。結局Xポイントが見つからないまま新見に辿り着いてしまった。「詰んだ」とはまさにこのことである。あ〜ぁ何やっ てんだか…。気を取り直して伯備に回るも、14系はDD牽引だった。我らがデーデーも架線下ではどうにも冴えないものである。撮るには撮ったが手応えは なし。唯一まともだったのが、ロクヨン9号機がエスコートする岡サロ。客車の色こそ変テコだけれど、青いEF64の牽く客車は山陰の名峰大山を背によ く映えた。

で、その合間に一発撮ったのがこの貨物。江尾−伯耆溝口の踏切では、新年早々知り合いの面々が大集合。年始の挨拶もそこそこに三脚を並べる。さて、 何ミリで撮ろうか?現在なら迷わずバケ4かサンニッパを選ぶところだが、長玉志向がまだ強くなかった当時の私は、マミヤの200oF2.8をチョイス。背 後の山の稜線を入れてタテ位置でアングルを決めた。でも、今から思えば、バックに高速のトンネルがチラ写りしているし、やっぱり長いのでブチ抜くべ きだったなぁ…。昔の写真に反省は尽きないものである(汗)。



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