Memorial GALLERY
2011.09.23
2003.09.23 越河−白石 MamiyaM645SUPER SEKOR A150oF2.8 RVP100
過去十数年を振り返ると、秋分の日は天気に恵まれていることが多かった。 秋雨前線も台風も一段落して程よく移動性高気圧がやって来る頃なのだろう。 これまで幾度も秋らしい美味しいカットを何枚も頂戴してきたものだった。8年前は南東北へ。当時ブラック企業のモーレツ?2年目社員だった私に祝日 なるものは存在しなかったが、この日はたまたまカレンダー通りの休みを貰うことができた。夏以来の天候不順もようやく落ち着き、天気予報は晴れ!583 系の「白虎」を狙いに越河から磐西に回る経路を辿ることにした。
終電で実家に帰り、車を借りて深夜の4号線を下る。 まだETC割引などほとんどなかった上、買い物仕業中心で高速なんて10年に1度乗るか乗らないか だった実家カーに車載器など付いているわけもない。 マジ払いするくらいなら若さと体力に任せて下走りである。都内を抜けると高速並みに高規格の新4 号はスイスイ流れ、夜が明ける頃には定番のオーバークロスに到着した。さっそく三脚をセット。朝露に濡れた線路脇の田んぼは一面金色の稲穂が頭を垂れ ている。よし!時期的にはベストのタイミングである。ただ、宮城・福島県境のこの峠一帯が未明から濃い霧に覆われている。さて、どうなることやら…。
陽が昇るとともに霧は少しずつ晴れてきた。光線が強くなる。そして間もなく、薄くなった靄を切り裂いて、深紅のパイチを先頭に上野を目指す「北斗星 4号」が現れた。う〜ん、快晴ではないが、まぁ合格点。その後はスッキリと青空が広がり、「白虎」は激X!磐西内でも布藤の磐梯山バックを極める ことができた。で、今年の秋分の日も予報は「全国的に安定した晴れ」。ところが…未明に空を見上げても全然ダメ。日中も一面低い雲。うぐぐ、予報官 の嘘つきめ!だから私はPCの前なんかでこうしてのんびりサイトの更新をしているのである(泣)。
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