Memorial GALLERY
2011.05.25
2005.05.25 替佐−蓮 MamiyaM645SUPER SEKOR80oF1.9N RVP100
今回のネタは飯山線のDD16ハンドル訓練である。6年前、この訓練運転と大糸のマヤ検に天気と休みが重なった。これぞ千載一遇の大チャンス!当時の愛車 AZ-ワゴンのゴン太くんは定期点検中だったので、代走のキャロル号で信州に乗り込んだ。千曲川に沿った定番替佐−蓮は、早朝こそ靄がかかっていたものの陽 が上がるにつれて急速に青空へ。1ヵ月前に工臨を撮った丘でDD16の重単を待つ。間もなく、綿雲浮かぶ青い空と濃くなりつつある緑の山々という、初夏ら しいコントラストの中、手をつないだ2両のチビロクが現れた。
東日本大震災の陰に隠れて忘れられがちだが、その翌日の12日未明には長野県北部を震源とするM6.7の地震が発生した。飯山線は森宮野原−横倉で地盤が崩 れて線路が宙吊りになり、以来長期運休を余儀なくされてしまった。 一部の心ない“マニヤ”どもの間では、待ってましたとばかりに「これを機に廃止か?」 などの根拠なき憶測が飛び交ったが、ここはJR東日本が頑張った。 4月に入って急ピッチで復旧工事を進め、連休前には見事全線復旧に漕ぎ着けたのであ る。 その努力には頭が下がるばかり。またネタがあればこの地を訪れたいと思う。
この後はオリンピック道路で白馬に抜けて大糸へ。マヤ検は珍しくDE10とDD16のP.P.だった。平岩の前後で追っ掛けて2発X。JR東と西、会社をまた いでチビロク三昧という贅沢な1日であった。しかし、その後ラッセルの廃止により東日本が所有する3台の300番台は全て廃車。これでJR線上に残るのは 東の11号機と西の304号機の2台のみとなり、私が物心ついた頃からレア度高めのカマだったチビロクも、いよいよ本当に風前の灯となってしまった。
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