Memorial GALLERY


   2011.02.25

2007.02.25 新府−穴山
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2月25日は教育業界の人間には超重要な国公立大学の受験日である。この年も我が精鋭たちは各地で熱戦を繰り広げていた…のだが、センセイはのん気 に遊びに行っていた。スミマセン(汗)。 ●ヤ情誌によると、中央本線で“ゆとり”と“浪漫”1日2本の団臨が走るらしい。当然牽引は東日本持ち のEF64。青ガマ至上主義の我々にとって目障りな茶釜の登板も懸念されたが、まさか2本とも茶色ってことはないだろうと気楽な気持ちで出撃した。

未明にLIBERTY号で出発。途中へっぽこ軍団長をお迎えにあがって中央道を下る。早朝に下る“ゆとり”は、正直まともに撮れる場所はほとんどな い。仕方なく石和温泉付近のぶどう畑でギラリを狙うことにした。山の端から昇る朝日に期待しながら待つことしばし、静寂を破って現れたのは幸 先悪くぶどう色の37号機だった。あちゃ〜、いきなりババを引いた気分である。 でもま、所詮は「ついで」のアングル。これは気にせず、“浪漫” を本気撮りしようと新府−穴山の甲斐駒ケ岳バックに乗り込んだ。

ペンタ400で構えると、カーブの背後に駒ケ岳のピークがピッタリ入る。 真ん中ではつまらないため、列車右下、山左上のオフセット構図でセッテ ィング完了。さぁ来い!しかし…勢いよくファインダーに飛び込んできたのは、またも茶釜の41号機であった(泣) 。しかも帰り際には LIBERTY号の 後輪がパンクするなどトラブル続出。うぐぐ。だけどいいのである。この世の不幸は全て私が背負っても、今この瞬間も難問に立ち向かっている生徒 たちに幸せがやって来るのであるならば!ホンマかいな(笑)。でもこんな自己犠牲精神に溢れる私の願いが通じたのか、10日ほど後、この年付きっき りで論述添削していた某生徒様から東京外大合格の通知がきたのであった。さぁ、今年も頑張れ、全国の受験生たち!



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