Memorial GALLERY
2010.09.26
2009.09.26 牛ノ谷−細呂木
PENTAX67 smcPENTAX300oF4ED RVP(+1)
去年の今頃は、485の非パノ編成が落ちる!というので毎週のように北陸通い。8・9月のラスト2ヶ月で都合5回も「雷鳥」狩 りに出掛けてしまった。最末期の追い込み撮影というのは、やってる最中は必死だからわからないが、後から冷静に振り返ってみ ると、かなり常軌を逸した行動をとっていることが多い。しかも、やってるのは私一人ではない。同様の動きをしている猛者が周 囲を見渡すとわんさかいるのも驚きである。鉄の経済効果というのもなかなかどうして、バカにできないのではないだろうか。
この日の北陸は、夜明け前から星一つ見えないどん曇りだった。朝5時予報では次第に晴れてくると言ってはいるが、さて、ど んなもんだか…。芦原温泉で蕎麦の花を絡めて「日本海」を撮る予定は即決でトケ。やる気なく道の駅でグダグダと惰眠を貪っ た。ところが、9時を回ると一転、北から青空が広がってきた。おぉ!たまには天気予報も当たるのね(笑)。さぁ、どこに行こ う?肝心の非パノ「雷鳥4号・12号」は通過済み。どこか午前下りが順光で撮れる場所はないだろうか?線形を見ながら細呂木 〜大聖寺辺りまでを見て回ることにした。
で、辿り着いたのがここ。下り順光は無理だったが、サイド撃ちならパノ編成でも全く問題ない。真っ白な花を付けた蕎麦の畑と、 風に揺れるコスモスをワンポイントで取り込めば、ファインダーには充分過ぎるほどに秋の風情が演出される。ペンタ300oタテ 位置でピタリと構図を決めた。季節の彩りの中を駆ける国鉄色は、やっぱり美しい!
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