Memorial GALLERY
2010.06.16
2004.06.16 女鹿−吹浦 PENTAX67 smcPENTAX90oF2.8 RVP(+1)
3月4月の荒れ模様と比べると5月以降は比較的安定した天候が続いていたが、ついに本州も梅雨入りが発表され、週間予報に傘マークが並ぶようになった。 もしや今年は空梅雨か!? と勝手に期待していただけに、当たり前のことなのだがちょっと残念。まぁ、北陸・東北・東北・東北・北陸と遠征が続いたので、 ここらでちょっとひと休みと割り切りますか!
私の記憶が確かなら、今から6年前は割合雨の少ない梅雨だった。土日出勤の振り替えで平日に休みをもらい、晴れ予報に期待して一路東北道を北上する。徹 夜で走っていると、深夜3時台には早くも東の空が白んできてビックリ。さすが6月の日の出は早い!その日は、花輪・岩泉で当時まだ現役だった国鉄色を堪 能した。次の日は雲も増えてきたためさっさと撤収したが、下道でダラダラと古川まで戻ったところで、ラジオからは翌日はバリ晴れ復活との格上げ予報!思 わず目の前の鳴子・酒田方面の標識に吸い込まれるように国道47号へ進路を変更し、羽越のブルトレに向かうことにした。
「あけぼの」「日本海3号」を定番の小砂川−上浜で極めた後、あまりの青空に女鹿−吹浦の真横ポイントに移動した。今日は11時頃に“幻の臨貨”こ とED75牽引の8880レがあるのである。時期的に日は高いが、アウトカーブで車体が若干上を向く分、ガチガチの光線も多少は緩和されるだろう。この釜山 まで見えそうなクッキリ水平線をバックに深紅のナナゴが撮れたら…垂涎ものの妄想に浸りながら待つこと約3時間。だが、12時まで待っても遂にナナゴが現 れることはなかった。8880レに継送される小坂鉄道の貨物がトラブルで運休中であったことを知るのは、帰宅後1日が過ぎた後のことである。
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