Memorial GALLERY


   2010.01.29

2006.01.29 北小谷−平岩
 PENTAX67 smcPENTAX165oF2.8 RVP(+1)

先日、日本海側の晴れ予報を聞いて久々に大糸線を訪ねた。年末年始の各方面からの情報では、沿線の雪は事前の暖冬予報に反してなかなかの降りっぷりとのこと。これはかな りの積雪量ではないか…と期待して出掛けた。が、残念!降るときは降っても、如何せん平均気温が高く積ってもすぐ溶けてしまうようで、雪壁も木々の着雪も大したことはな かった。それを思うと、06豪雪と言われた4年前の冬は凄まじかったものである。

06シーズンは、●カの一つ覚えのように暖冬暖冬と繰り返す大本営の予報とは裏腹に、年末から日本海側で荒天が続いた。只見・米坂など名だたる豪雪路線は軒並みウヤ連発。 大糸線も例外ではなく、1月中旬から雪崩を警戒して長期の運休に入ってしまった。そこへ、月末に線路を開けるためラッセルが日中走行するという情報が入電。DD16やDD15 が登板するも、普段は未明に運転されるため撮影機会がなかった大糸線の雪レ。これは千載一遇の大チャンスである。初日のDD16は仕事で諦めたが、翌日のDD15にケンケン 氏に便乗させていただいて参戦した。

北小谷の俯瞰は、絵に描いたようなスーパードバリ晴れ!前日にDD16が泳ぐようなラッセルで雪を押し退けていたため迫力には欠けたが、この絶景は文句なし。思い切って広め のペンタ165oで山の稜線とベルビアンな青空を入れて構えてみた。X!でも後で見返してみると、DD15じゃあ小さかったかなぁ、DD16の方が絵的にはよかったかなぁ…と悔や むことしきり。結局この警戒雪レはその後も続いたため、2週間後にDD16バージョンを仕留めに再出撃してしまったのだった。



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