Memorial GALLERY


 2009.10.20

2001.10.20 東八尾−笹津 MamiyaM645SUPER SEKOR 110oF2.8N RVP(+1)

久しぶりの更新は前回に続いて再び2001年、大学4回生の秋の1枚を挙げようと思う。この年は10月14日、すなわち“鉄道の日”に、日本中の撮り鉄とこの 日を祝うかの如くDD+1号編成の御召列車が石巻〜気仙沼線を走った。多くの猛者が激しい場所取り合戦を展開し、収穫時期の仙台平野は大フィーバー。そ んな興奮も醒めやらぬ次の週末、今度はOBのW氏から出撃の声が掛った。取りあえずバリ晴れだからという理由で深夜の北陸道へ。「どっかしら非電化に行 きたいなぁ」と、深く考えずに富山県を目指した。

実はこのツアー、現在も最前線で活躍する我がバケペンのデビュー戦でもあった。当機はもともとW氏所有の歴戦の1台。氏がバケUを導入して余剰となり、 ウチに転属してきたのだった。ついに憧れのロクナナをGet!しかし、当たり前だがボディだけでは写真は撮れぬ。今回は是非レンズをお借りしてそのシャ ッターの切れ味を楽しんでみたかった。

翌朝は氷見線の雨晴海岸からスタート。やって来るのはワインレッドの高岡色ばかりだが、天気は上々で◎。昼からは神岡貨物に転戦した。漆山の国道俯瞰は 紅葉には程遠く期待外れに終わり、返しの八尾の鉄橋に勝負を賭ける。神通川の河岸段丘から定番の大トラスを見下ろすと、背後には秋空に浮かぶ立山の峰々。 以前雪晴れでも極めたが、秋の風景も悪くない。さて、W氏にレンズを借りて…と思っていたらもう列車が見えてきた(汗)。仕方ない、いつものMamiyaで切り 取ろう。中望遠というには若干広めの110oでDE重連を狙い撃ち。X!今振り返ると、これが私にとって神岡貨物のラストショットとなっていた。



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