Memorial GALLERY


 2009.02.12

2007.02.12 野上原駅 PENTAX67 smcPENTAX300oF4ED RVP(+1)

今から2年前の冬、このサイトでも発表した鹿島鉄道の最後を追うべく、私は暇さえあれば茨城エリアに出撃していた。が、今日はちょっ と趣向を変えて水郡線へ。●ヤ情誌によると午前中に“ゆとり”が水戸から郡山へと抜けて行くことになっている。これは久しぶりのDL +客車の組み合わせだ。どうせ勝負は午前中、鹿島鉄道は午後から撮ればいいやと考え、水戸から国道118号袋田の滝方面に進路をとった。

しかし、基本的に西に向かう路線で朝方の列車をバリ順で撮るのは難しい。右往左往した末にやってきたのが野上原の駅だった。地図上で はここだけ線路が東に振っている。あとは足場と背景次第だが、実際現地に行くと案ずるより生むが易しというやつで、ホーム先端からペ ンタ300でカマ込み7両がピッタリの予感。先行キハでシュミレーションして編成長を確認し、本命列車の登場を待った。

あれから僅か2シーズン、いまや鹿島鉄道も“ゆとり”も思い出の世界に旅立ってしまった。古き佳き鉄道情景は急速に姿を消してゆく。 現在、水戸常駐のDEに残された仕業は西金工臨くらいのものである。ただ、幸いなことにこの工臨は運転日数が多く週末の撮影機会にも 恵まれている。沿線の風景も季節感に溢れて美しい。今年はそんな魅惑の“奥久慈のミキスト”にも本腰を入れてみたいと思う。



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